床矯正とは

床矯正は「しょうきょうせい」と読みます。1935年にウイーンのシュワルツという歯科医が考案した『歯を抜かずにあごを広げて歯並びを整える』歯の矯正方法です。この床矯正の方法はヨーロッパでは広く普及していますが、日本ではまだ、あまり認識がありません。あごの発育が小さくて、歯が生えるスペースが充分に確保できない場合には、歯並びが悪くなってしまいます。歯並びが悪いとどうしても歯の矯正が必要になってきます。このような場合、日本では、従来から、歯を抜いて歯が生えるスペースを確保する治療が行われてきました。この方法は健康な歯を抜いてしまうという非常にもったいないことをしなければなりませんでした。また、特に患者がこれから成長著しい子供だった場合、あごの発育の面から考えてよくないこともありました。そこで、大切な歯を抜かないでもよい治療である床矯正に注目が集まっています。床矯正は歯を抜くのではなく、歯の保存という立場に立っています。歯を抜くのではなく、あごを広げて歯並びを整える矯正方法です。

床矯正のメリット、デメリットは

床矯正の従来型の歯を抜く矯正方法とどのようなメリットがあり、また、デメリットがあるのか調べてみました。まず、メリットですが、@歯を抜かないであごを広げて歯を並べる矯正方法です。A入れ歯によく似た装置である床装置を使用しての矯正になりましが、この装置は取り外しができます。食事の時、歯磨きの時、運動の時などに外すことができます。特に、装置を外して歯磨きができますので、虫歯にはなりにくいです。B年齢には関係なく矯正できます。小学生から大人まで矯正できます。ただし、小学生の場合は、矯正の治療が終わった後も継続して中学生くらいまでは半6ヶ月くらい毎に検診が必要です。C費用が安くすみます。これが最大のメリットではないでしょうか。デメリットとしては、@床装置が取り外しができてしまうために装置を失くしてしまう可能性があります。また、取り扱いが悪いと破損してしまう可能性があります。A床装置を付けるのが面倒だったりして付ける時間が少ないと床矯正治療が終わりません。

床矯正の費用はどれくらい?

歯の矯正には原則、健康保険が適用されません。ですので、歯科医の選択は非常に重要になってきます。その歯科医が歯の矯正をする際に、歯を抜くのかあるいは床矯正のように歯を抜かない治療法なのかを事前に知っておくことも必要です。(歯を抜かれてからは遅いです)また、自由診療なので歯科医院によって治療費用もいろいろです。特に抜歯をともなう矯正をする場合は、治療費用が数十万円に及ぶことが多いです。それに比べて床矯正は治療費用が少ないと評判です。早期の治療なら10万円くらいから治療が可能です。歯を抜くか抜かないかは患者本人ではなかなか判断しにくい点も多々あることだと思います。きちんと現状を教えてくれて納得のいく治療法をしてくれる、しっかりと信頼できる歯科医を探して矯正治療を受けられることをお勧めいたします。

Copyright © 2008 床矯正は歯を抜かないで歯並びを矯正します